自由とはすばらしいものだと、脳に刷り込まれている。
自由とは歓喜語である。
だから反自由主義者の主張がよくわからなかった。
しかし、今「自由」という文庫本を読んでいて知ったことがある。
「私は自由であるときよりも、ある目的を与えられていた方がずっと幸せである」と主張する者がいることをである。
確かに、何をしても良い時間というのは悩める時間であり、煩悩に苦しむことすらあるように感じる。
「だから私は自由に反対である」と結論づけていた。
幸せの尺度は十人十色だが、幸せには強制可能な幸せがある。
0 件のコメント:
コメントを投稿