2013/04/27

NEX6 レビュー2

水族館 in 京都

  以前書いたNEX 6 のレビューの記事によくアクセスがあるので、追加のレビューを書きたいと思います。

以前書いた記事は以下の2つです。
NEX7じゃなくてNEX6を買うべき理由2つ。
NEX6 レビュー1






 NEX 6 を購入してからもう5ヶ月が経ちましたが、今でもNEX 6 を購入したことは良い選択だったと思っています。また、私の周りでも他2名が NEX 6 を購入しました。NEX 6 はカメラ界隈での評価が高い製品だと感じています。

 このブログを読みに来てくださった方々は他のブログの記事等を沢山読んでいらっしゃると思いますので、私が、「他のミラーレスではなくNEX6 を買って良かった」と感じている2つのことについて紹介したいと思います。

1、Wifi が内蔵されていること
 Wifi が内蔵されていることは、想像以上のメリットです。もし iPhone に PlayMemories と言うアプリがインストールされていれば、NEX 6 で撮った画像をすぐ iPhone に転送できるのです。
 例えば出かけているときに写真を撮ったとしましょう。Wifi を搭載していないミラーレスの場合、家に帰ってパソコンに移すまでソーシャルメディアにアップロードすることはできません。しかし、NEX6 なら撮った直後に iPhone 経由で投稿できます! これが本当にらくちんでらくちんでなりません。
 今日も出かけ先で撮った写真がなかなか良かったので、その場で iPhone に転送しました。そのまま今のiPhoneの壁紙になっています。
iPhoneの壁紙
次に買うミラーレスもWifi搭載のモデルにしたいです。



2、ファインダーが内蔵されていること
 ファインダーは私がミラーレスを選ぶ際に最も気にした部分の一つでした。カメラはファインダーをのぞかないと面白くありません。ファインダーをのぞいて初めて、カメラの世界に入れると思います。
 精神面での話はほどほどにして、実用面の話にうつります。カメラの背面のディスプレイは、日光下ではよく見えません。日光が明るすぎてきちんと見えないのです。例えばピントを微調整するとき、露出を調整したいとき、あるいはカラーバランスを変更したいとき、ディスプレイはまるで役にたちません。本当に。
 「ほとんど屋内か夜しか使用しないからいいや」と思っている人もいらっしゃると思います。が、屋内だろうが夜だろうがディスプレイよりもファインダーの方が鮮明に映るのは当たり前です。ディスプレイが、周囲の光の量や色温度の影響を受けてしまうのは必然です。蛍光灯下、白熱球下で見える色はかわってしまいます。そんなときでもファインダーは影響を受けません。外光が入ってこないので当然です。
 つまり、日光下で写真を撮りたい人はもちのろんですが、結局どこで写真を撮る人もファインダー内蔵のミラーレスを買うべきです。

葛西臨海公園

総論:ミラーレス選びについて
 全体を通してカメラ選びについての私の見解を述べたいと思います。

 まず、メカニカルシャッターのものを買いましょう。エレクトリカルシャッターはシャッター音を再生しているだけの電子部品の集まりです。メカニカルシャッターなら、シャッター感を指先で感じ取れます。写真を撮ることを体で感じ取ることができ、シャッターへの集中力が増します。
 次にファインダー内蔵のものを買いましょう。前述の通り、ファインダーはとても重要です。ファインダーがあるかないかで撮れる画の質がかわってきます。ファインダーがいらないと思うなら、スマートフォンで撮れば良い話です。
 最後に欲しいものは必ず店頭で触りましょう。上の二つは破ってもこれだけは守ってください。人それぞれ使いやすいと思うUIは違ってきます。NIKON が良いと言う人がいれば、CANON が良いと言う人もいるでしょう。でも私はSONYが最強だと思いました 。そのカメラが自分にとって良いか悪いかは触って見ないとわかりません。触って見るまでわかりません。シャッター感はどうか、ピントがきちんと合うか、最小限のアクションで絞り値、ISO感度、露出量、シャッタースピードを変えることができるか。実機のシャッターを押してみることでそのカメラのすべてがわかります。たとえ買うカメラが既に決まっていても、買う前に必ず触ってください。

 私はあらゆることを考慮した上でNEX6 を選びましたし、それが最善の選択だったと実感しています。



 カメラは世界を切り取る道具です。
そして、切り取った世界が美しいか醜いかは、その写真を撮ったあなたとカメラ次第です。

あなたにとって最高のカメラで、最高の世界を切り出してください。



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