2012/03/21

イギリス式月収20万円の暮らし方

イギリス式月収20万円の暮らし方

中学2年の時、学校帰りに良く通っていた地元の図書館にあった本です。この本を読んだ僕はイギリス生活の合理性さに感銘を受けて、それ以来イギリスを尊敬するようになりました。


なにぶん読んだのがもう、6年前になるわけですから内容は良く覚えてませんが、覚えている内容をいくつか。



日本人は基本的に黒い服が多いそうです。イギリスの人は誰しも自分の好みの色があって、それにあわせて服をそろえる。クローゼットは服の種類ごとではなくて、色でソートする人もいるとか。
そして、服を買う時は夫や妻と一緒に行き、服を1つ買うのに2時間くらいかけるそうです。これは服を買うと言う時間を共有する事で仲を深め、話す場を作るからだとか。


それとイギリス人は物をそれを使う時間で割るそうです。例えば10年使う10万円の靴は27円/日、3ヶ月だけ使う1万円のコートは111円/日など。こうする事で何にいくらお金をかけるのが妥当かが考えやすくなりますね。


靴は固い革のオーダーメイドを買うのが良いとか。最初は固い革ですが、3年もはけば、どんなランニングシューズよりも自分の足にフィットしたすばらしい靴が出来上がるそうです。

それと筆者が防水性がなくなったレインコートを買い替えようとお店に出かけた話がありました。レインコートを買う時に店員さんと話をしたら、「なんでそのレインコートに防水スプレーをかけてまた使おうとしないんですか?」と言われたらしいです。普通購入を促すはずの店員さんでありながら、買わないで今あるものを大切にするのを薦める。ここに日本には感じられない良さがあると思いました。


とりあえず覚えているのはこんな感じですが、この本は6年経った今でもまた読みたいなと思える良書です。見つけたら是非読んでみてください。



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